点検と調整方法
測距定数の点検
●器械の「測距定数」は出荷前に正確に調整されています。
●「測距定数」は、既知の距離精度を持つ基線を使用して確認できます。
●基線がない場合は、下記の方法で確認を行います。
注意
●本体と反射プリズムの設置状況やターゲットの照準ミスは、測距定数に影響します。
●距離定数を求める際には、このようなエラーを防ぐように十分注意してください。
●測定時は、本体の高さとターゲットの高さがなるべく同じになるように設置します。
●平らな場所が利用できない場合は、オートレベルを使用して本体とターゲットの高さがほぼ同じであることを確認してください。
■点検
①約100m離れた2点を設置できるなるべく平坦な場所を見つけます。
器械をA点、反射プリズムをB点に設置し、その中間にC点を設置します。
②A点とB点の間の水平距離を10回正確に測定し平均値を計算します。
③器械をC点上に据え、A点及びB点に反射プリズムを設置します。
④水平距離CAおよびCBをそれぞれ10回正確に測定し、各距離の平均値を計算します。
⑤測距定数の計算:K = AB−(CA + CB)
- Kが5mmを 超えている場合は、お買い求めの販売店、またはタジマフリーダイヤル(0120-125577)へご相談ください。
製品取扱説明書の改善に役立てるため
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