面積計算
●この機能は、3点以上の点を結んで形成された図形の面積(斜面積と平面積)計算ができます。
●測点の指定は、「測定」、「本体メモリからの読み込み」、「直接入力」から選択することが可能です。
斜面積は最初に指定した3点で形成された斜面積から計算されます。
4点目以降はここで形成された面に垂直に投影して斜面積は計算されます。
(時計回りの場合PT4は→PT4’の位置に投影されます。)
●測点は3点以上、30点までとなります。
●計算に使用する領域の測点は、「時計回り」または「反時計回り」に順番に指定してください。正しい順番に指定しないと正しい面積計算ができません。
例)上の図の場合、ポイントは次の順序で指定する必要があります。
<時計回り> PT1 → PT2 → PT3 → PT4 → PT5
<反時計回り> PT5 → PT4 → PT3 → PT2 → PT1
●測定点を混合計算する場合、計算に使用するすべての測点が同じ座標系でないと正確な面積を求めることができません。その場合、本製品と後視点の方向角度を設定し、「面積計算に使用する測点すべてが共通の座標系で測定」する必要があります。
●斜面積(実面積):
最初に指定した3点(PT1〜PT3)で形成された傾斜面の表面積を計算します。4点目以降はここで形成された面に垂直に投影して斜面積が計算されます。
7.5.1 準備
●面積測定モードに入る前に、「距離測定方法」を設定しておく必要があります。
- 「6.1.1 EDM(距離計)の設定」をお読みいただき、必要な設定を行ってください。
7.5.2 測点から面積を計算する
①キーボードのキーを押します。
F5キーを押し、メニュー<2/2>画面にします。
②F1キー「プログラム」を押し、F5キーでプログラム<2/2>画面にします。
③F2キー「面積測定」を押します。
< >点1 画面が表示されます。
④最初の測点を視準してF1キーを押します。
⑤測定が終了すると、座標値が表示されます。
よければ、F5キーを押します。
⑥2点目以降の測点も④~⑤の手順に沿って測定します。
⑦測定が終了したらF5キーを押します。
測定点が3ヶ以上(面積を確定できる)で表示されます。
⑧平面積(投影面積)と斜面積(実面積)が表示されます。
F5キーを押して面積計算を終了します。
注意
面積測定結果の記録はできません。
結果を記録する場合は、F5キーを押す前にメモを取るようにしてください。
7.5.3 既知の座標点から面積を計算する
①キーボードのキーを押します。
F5 キー を押し、メニュー< 2/2 >画面にします。
② F1 キー「プログラム」を押し、F5 キー < 2/2 >画面にします。
③F2 キー「面積測定」を押します。
< >点 1 画面が表示されます。
◉ 座標値を直接入力する場合
① F2 キーを押し、値を入力します。
◉登録されている既知点を使用する場合
①F1キーを押し、F3キーから器械に登録されている測点を呼出すこともできます。
- 詳細は 「本体メモリから座標データを読み込んで設定する場合」をお読みください。
②2点目以降の測点も前項の手順に沿って測定し、測定が終了したらF5キーを押します。
投影面積と実面積が表示されます。
- « オフセット測定
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