測定・記録する
座標を測る、記録する
●「データ記録モード」での座標測定は、「器械点」および「後視点の方向角」の設定により、ターゲットの三次元座標(X・Y・Z)を取得します。
解説
ターゲットの座標値は、次の式を用いて計算されます。
X =X0 + S×sinα×cosβ
Y =Y0 + S×sinα×sinβ
Z =Z0 + S×cosα+ ih−fh
X0:器械点X座標 S:斜距離 ih:器械高
Y0:器械点Y座標 α:天頂角 fh:視準高
Z0:器械点Z座標 β:方向角
①ターゲットを視準し、「測定」画面F3キーまたはキーを押すと測定を開始します。
- 測定中は設定した測定条件が表示されます。
②測定が終了すると、測定結果が表示されます。
- プリズムを設置できない、または視準ができない測点の場合、オフセット機能を使用します。
F1キーを押して、オフセット測定プログラムを実行し、測点の位置を計算します。
*詳細は「7.2オフセット測定」をお読みください。
③F5キーを押すと、「*」マークの付いたデータを記録します。
④「点名」「コード」「視準高(m)」をそれぞれ入力し、F5キーを押します。
「座標データ」のみを記録します
- 各測定を終了するにはキーを押します。データ記録<1/2>画面が表示されます。
再度キーを押します。画面に「本当に終了しますか?」と表示されます。
- F5キーを押し、測定を終了します。
- F3キーを押すと、データ記録<1/2>画面に戻ります。
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